倫理の友人から送られてきた文章があまりにすばらしかったので、掲載しました。長文ですが読んで見てください。きっとためになります。
いい言葉を使いましょう!
野上 行三
<宇宙の法則>
○ 思っている通りになる。
○ 自分のやったことは、自分に返ってくる。
宇宙を支配している神は絶対無限の愛を持っています。私共に無限の慈愛・恵みを与え続けています。誰に対しても公平で、わけへだては一切ありません。この人は善人だからこうしてあげよう、この人は悪人だからこうしてやろうということはしません。神にこうして欲しいという他力本願の神頼みは、決してきいてはくれません。然し自力本願で自分からこうしたいと思うことは、どんなことでも聞いて下さります。どんなことでも思った通りに実現して下さります。誰でも自由に何の制限もなく、どんなことでも思うことができます。思うことはどんなことでも、その通りに実現できる力を神は人間に与えて下さったのです。健康については自己治癒力を、運命については自己実現力の力を、神は人間に与えてくださっているのです。また、神はこうした方がいいからこうしなさいとか、そんなことをしていてはいいことはありませんよ、というような指示、指導は一切してくれませんが、神の意に沿ったことをすれば神は大変よろこんで下さります。
今ある姿はその人が過去に思い続けたとおりになった姿であり、今ある運命はあなたが作ったものなのです。
私は元気だ!健康!と思えば元気になり健康になり、私は病気になるのではないかと思えば病気になります。私はツイていると思う人には幸運が次々にやってき、私は運が悪いと思う人は不運なことが次々にやってきます。
私は必ず成功すると思い続けた人は成功し、私は駄目だ私には無理だと思う人は成功しません。
これが宇宙の法則です。
この世の中には人の想像もつかない、何か偉大な力が働き、人の思っていることが現実となって現れることを、昔から沢山の人が気づいていました。それらを教えている一部が次の方々の書いた本です。
ジェームズ・アレンという方の「原因と結果の法則」とか、ナポレオンヒルという方の「成功の法則」とか、中村天風という方の「真人生の探求」とか、マーフィーという方の「運とお金と言葉の法則」とかいう本には、健康で長生きするためにはどうしたらよいか、成功するためにはどのようにしたらよいかということを詳しく書いており、多くの方々がこの法則を実践して健康を回復したり、成功を収めたりしています。
<思いと言葉>
思っていることを口に出したのが言葉であり、心の状態をあらわしているのも言葉です。だから思いと言葉は同じものと言えますので、宇宙の法則は次のようにも言えます。
○ 言っているとその通りになる。
よいことだけ思い続けると、そのことがいつか信念化し、潜在意識の中に入り、脳の中にある生命維持活動を受持っている自律神経系が働いて、色々な思いが実現するのです。
然し、長く思い続けることや、イメージ法といって、はっきりと明瞭に自分の願いを、心のスクリーンに描き続けることは結構難しいものです。然し思いを言葉に出すことは誰にでも出来る簡単なことです。毎日同じことを言っていると習慣になり、口ぐせになります。口ぐせになると信念化してその口ぐせになったことが実現化します。
私は元気だまだ若いと言っているだけでいつまでも元気で若さを保つことができます。私は幸せだと言っているだけで幸せになれます。
私はツイていると言い続けているだけでいいことが次々にやってきます。
誰にでも出来るこんな簡単なことをするだけで健康でいつまでも若さを保つことができたり、よい運が次々にきて、毎日が楽しく幸せ一杯に暮らすことができるなんて、信用しない方、気がつかない方が大部分ですが、私はこのような宇宙の法則があることを知っただけでも大変幸せなことだと思っています。
然し多くの方々が、言葉の持つ不思議で偉大な力に気づいてはいません。毎日使っている言葉が、あなたの健康を左右しあなたの運命を左右しているのに、使う言葉に無関心で、私は駄目だとか、私には無理だとか、人の悪口等を言ったり、不幸や不運を呼びよせる言葉を平気で使って、病気になったり、不幸になったり、ツキに見離されているのは、まことに残念なことだと思います。一日も早く使う言葉の偉大な力に気づき、折角神が与えてくださった力、宇宙の法則を活用して幸せ一杯な人生を送って欲しいと思います。
<プラシーボ効果>
宇宙の法則を医学的に解明したのがプラシーボ効果です。信じて飲めば偽薬でも良く効くということです。
私がまだ子供の頃、今の中国に軍隊として行った人はみな仁丹という薬を持って行きました。この仁丹は、ありふれた一般薬で特効薬というものではありませんが、中国の人々の中には、日本の薬は良く効くと信じ込んでいる人が多くいて、お腹をこわしたり風邪をひいたりすると、この仁丹を欲しがりました。与えると、腹痛や、風邪がすぐに治ってしまい、実によく効くので、多くの方がこの仁丹を欲しがるのだという話をよく聞きました。
お医者さんが痛みに苦しんでいる人に鎮痛剤をくださいとせがまれたとき、痛み止めは副作用が激しかったりするので、何の害もないビタミン剤等を痛み止めだと言って渡すと、鎮痛作用は全くない薬なのに、そのお医者さんを信じている人には、実によく効きました。
これはただ精神的な効果が体に作用するのだと考えられていましたが、40年くらい前からプラシーボ効果は医学的にどうして起るのだろうかという研究が始まり、今ではこの薬の偽薬でも痛みが治ると信じて飲んだ人の血液の中に、エンクファーリンとか、βエンドルフィンとか、ジニノロフィンという、モルヒネの150倍も効くホルモンが分泌されることが分かりました。
また私は青年だ、まだ若いと思っている人は、薬も飲まないのに、セロトニンという若さを実現するホルモンが、その人の血液中に多量にでてくることがわかったのです。
これらの医学的見地から、プラシーボ効果とは、脳の働きにより神が人間の思った通りになるように、たちどころにどんな薬でも作ることのできるすごい製薬工場を人の身体の中に作って下さったものでした。
この製薬工場は人の思い通りに何でも作ります。私は元気だと思えば若返りの薬を、ガンが治ると思えばガンの治る薬を、楽しいと思えば身体が楽しくなる薬を作りますが、この製薬工場は身体にいい薬を作るばかりではありません。病気になって心配すれば、心配した通りの薬を、私は老人だと思えば老化が進む薬をどんどん作ります。神はそんなことを思っては身体に悪いですよとは言ってはくれません。ただ人の思っている通りのことを着実にしてくれているだけです。
プラシーボ効果は思いが強くなり、信念になるに従い、より強力に働きます。
口に出す言葉は思いです。口に出す言葉の回数が多ければ多いほどプラシーボ効果は高まります。体内製薬工場では口に出した言葉通りの薬を、口に出した言葉の数に比例して作ります。
ガンになった人が、仏壇の前で一日中「治った 治った」と言い続けたら、半月程でガンが消えてなくなったという話があります。普通では考えられないことですが、言葉の持つ力、言葉が信念になり、プラシーボ効果により、体内製薬工場が、ガンの特効薬を作ったのです。
言っている通りになるという宇宙の法則は本当なのです。
<言葉と脳>
○ 思っている通りになる
○ 言っていると、その通りになる
人の健康も、人の運命もその人の言っている通りになるという、宇宙の法則をその人の使う言葉と人間と脳との関係について、医学・理学・農学 3つもの博士号を持つ佐藤富雄博士は「運命は口ぐせで決まる」という本で、次のように述べています。
人間は人ができた何億年も前からもっている古い脳(大脳辺縁系)とその後の人間の進化向上によって発達した新しい脳(大脳)の2つを持っています。
古い脳は自律神経系とも言われ、自分の意志と無関係に昼も夜も働き続け、私達の生命を維持し、生体のコントロールを行っています。新しい脳は、ものを考えたり、判断したり、記憶したりと、人間の意志によって働いています。すべての動物が持っている古い脳は自律神経系とも言われ、意識しないところで活動し、生命を快適に維持活動させる働きをしているのです。
この二つの脳は基本的にはまったく違う働きをしていますが、この二つの脳を結びつける役目を果たしているのが、思いであり言葉なのです。古い脳は大脳で想像したことを思いや言葉によって伝えられ、表情に表したり、身体に反応させたりしているのです。
いつも楽しいこと、うれしいこと、私は健康だ、私は幸せだと思っている人の表情は明るくにこやかになり、反対に私は病人だと思ったり、心配事や不安を感じている人は暗い表情になり、痛みや苦しみが身体に表れてくるのです。
前にのべたプラシーボ効果も、大脳が思うことを古い脳に伝え古い脳が思っている通りに身体にいいホルモンを作ったり、悪いホルモンを作ったりしているのです。
また人の言葉が人の運命を左右するというのは、古い脳(自律神経系)は今の飛行機やミサイルにある自動操縦装置のようなもので、コンピューターに目的地や目標をインプットすると、人は何をしなくても正確に目標に到達すると同じように、古い脳にインプットされた思いや言葉は、その通りの目標に向って正確に活動するのです。私は幸せだ、私は必ず成功するとの思いを古い脳にインプットすれば、間違いなく幸せになり、成功するのです。思いを古い脳にインプットすることを、思いを信念化する、思いを潜在意識に入れると言われます。
信念化する方法が成功の法則で、思い続ける努力や、心のスクリーンに思いを画き続けるイメージ法等ですが、これにくらべ、言い続ける「口ぐせ法」が誰にでもできる簡単な方法です。私は幸せだ、私は成功するといい続け、口ぐせにすれば、そのことが古い脳にインプットされます。古い脳は、言葉の中味だけを理解しますので自分に言ったことも、他人に対して言ったことも同じこととしてインプットしてしまいます、だから悪い言葉を使ったり、人の悪口を言ったりすると、その言葉の中味だけインプットされ、自分に悪いことが起きてしまうのです。常にいい言葉を使い、いい言葉を口ぐせにすれば、いいことだけがインプットされ、いいことが次々に起ります。人の言葉は人の運命を左右するというのは古い脳(自律神経系)が人の言っている言葉を自分に言ったことも、他人に対して言ったこともそのとおりにインプットされ、自己治癒力も運命実現力もその目標に向って、古い脳(自律神経系)が活動を開始することによるからです。
言っているとその通りになるように神が人間の脳を作ってくれているのです。
言っている通りになるという宇宙の法則は本当なのです。
<プラスの言葉を使いましょう>
いい言葉は人の健康をつくり、人を若返らせます。
いい言葉は人を幸せにし、人生を楽しくします。
いい言葉はツキを呼び、成功させます。
いい言葉を使っている人は人間性が向上し誰からも愛されます。
言葉は人の考えも及ばない、不思議な力を持っているのです、言葉の力を使えば、現代医学では治らない難病も治ってしまいます。言葉の力を借りれば、思いがけないことがどこからともなくやってくるのです。良い言葉を使っている人は、成功を収め幸せな人生を送ることができます。
そんな夢のようなことがあるものかと言われる方が多いでしょうが、多くの方はまだ言葉の持つ不思議な力に気づいていないからです。
悪い言葉を使うとこれと反対のことが起ります。言葉は正直にその通りのことをするのです。悪い言葉を使っている人は病気になったり、どこからくるのかわかりませんが不幸せなことが次から次へとやってくるのです。
まだ言葉の持つ測り知れない力、人の運命を左右している言葉の不思議な力に気づいていない方も、一日も早く言葉のもつ偉大な力に気づいて悪い言葉は使わないようし、いい言葉を使う習慣をつけて頂きたいものだと思っています。いい言葉とはプラスの言葉です。誰でもちょっと気をつけ考えれば、自分の使う言葉がプラスの言葉か、マイナスの言葉かはすぐ判断できることです。
「私は元気だ」プラス、「どうも具合が悪い」は、マイナスです。「私はまだ若い」はプラス、「わたしはもう年だから」はマイナスです。
プラスの言葉はいくらでもあります。私は幸せだ、楽しい、うれしい、気持ちいい、私は元気だ、こんなのすぐ治る、何とかなる、俺にはできる、こんなのかんたんだ、やればできる・・・・・・
成功者と言われる方々はみなプラスの言葉を口ぐせにしています。
今、現在病気でも、不幸なことがあっても失敗しても、我慢して無理をしていい言葉を口にし続ければ、病気は治り不幸は幸せになり、失敗は成功につながります。
中村天風という方が肺核になり、喀血はする熱は8度から下がらず、もう余命いくばくもないと思ったとき、ヨガの聖人カリアッパという方に、私が治してやるからついてこいと言われ、ヒマラヤのヨガの里に連れてゆかれました。朝カリアッパさんに今朝の調子はどうかと聞かれ、「熱があり気分もすぐれません」と答えたら、うそでもいい「気分は快調で元気です」と言えと叱られました。それからは「快調です元気です」と無理に答え続け、何の治療もせず、ただヨガの坐禅を続けただけで、もう駄目だと思った病気がうす紙をはがすようにどころか、厚紙をはがすようにどんどんよくなり、死ぬ一歩手前だった肺結核が治ってしまいました。日本に帰国してから92歳まで長生きし、積極一貫・感謝一念の理念で多くの方々を救ってくださいました。
医学・理学・農学 三つもの博士号をもち、前に人の脳の働きについて説明して下さった佐藤富雄博士は社会人としても、経済人としても大成功し70歳を越えた今もまだまだヨット、オートバイ、狩猟、カメラ、スキーと若者にも負けない健康と体力をもって人生を楽しみ、幸せ一杯に生きていられるのはいい言葉を使い続ける「口ぐせ」によって今の人生があるのだと述べております。
いい言葉、プラスの言葉は誰にでも、健康を、成功を、幸せをもたらしてくれます。
いい言葉プラスの言葉は沢山あります。自分にあった自分の好きないい言葉を見つけ、毎日使い続けて「口ぐせ」にしましょう。
マイナスの言葉、悪い言葉、人の悪口、ねたみの言葉は使うと、人の健康も、ツキも幸せも逃げていってしまいます。
プラスの言葉を使うだけで、健康で長生きします。ツキっ放しになります。成功も収めます、幸せ一杯になります。
プラスの言葉を使いましょう。
<愛のことばを使いましょう>
愛のことばとは、誉める、認める、思いやる のことばです。
愛のことばは、人を喜ばせ、人を楽しませ、人を幸せにすることばです。
人を誉めようとすれば、人のいいこと探し、人の長所探しを心掛ける習慣がつき、人の短所探し、人のアラ探しはしなくなります。人はいくつになっても、誉められることが大好きです。誉められれば誰でも嬉しくなり、誉められ認められれば自信がつき、やる気が起きます。自信がつき、やる気を起せば何事も成功し、運が向いてきて幸せになります。
「他に幸せを与えた者は、必ず幸せになる」は、宇宙法則の一つです。人を誉め、人を認めることばは、人を幸せにするばかりでなく、自分も人に依頼され、愛され、幸せがはね返ってくるのです。
前にも述べましたが、人の古い脳(自律神経系)は人を誉めたことばを自分が誉められたと受け止めてしまいますから、人を誉めれば自分も楽しく、いい気分になります。やったことは必ず自分に戻ってくるというのも宇宙の法則です。人を誉めれば必ず人に誉められます。誉められればいくつになっても嬉しいもので、幸せな気分になります。誉められれば自信がつき、またやる気が起き、いいことがどこからともなく次々にやってき幸せになります。誉める言葉は、ほめられた人より誉めた人の方がよりよい効果があるとも言われています。
人は誰でも、自分は優れていると思っています。だから自分の言ったこと、していることを批判され、反対されて喜ぶ人はいません。自分の意に沿ったことであれば、誰でも誉め、認めることは簡単ですが、たとえそれが自分の意に反していたり、賛同できないことでも「なるほど、そういう考えもありますね」と認めてあげる言葉を使えば、人は傷つきません。
自分の考えだけから好き嫌いを簡単にきめてしまっては、人のよい所、長所は見つかりません。批判するということは人の悪口を言うことになり、折角自分についているツキを逃してしまいます。まず認め、人の長所を探し、愛のことばを探すことが幸せを呼び、ツキを呼ぶことになります。アラ探しでなく、愛探しを心掛けることが大切です。
思いやりとは人が今何を望んでいるのか何に困っているのか、等を考えることです。それに応じて相手の喜ぶ言葉、相手が幸せになる言葉が思いやりのある言葉です。
思いやりのある言葉は愛の言葉です。思いやりのある言葉を使えば人は喜び、人に幸せを与えることになります。人に与えたものは必ず戻ってきます。思いやりのある言葉を使うことによりその人がより幸せになるばかりではありません。 使う人の人間性は向上し、より人に好かれ愛されるようになります。
私は食事の時うまいものが出た時は「うまかった!」と言います。たったこれだけのことですが、その言葉を耳にした家内は、今度はもっとうまいものを作ってやろうと思うらしく、この頃ではうまいもの、私の好きなものが次から次へとでてきて、毎日「うまかった」と言うようになってしまいました。
また台所の流しを「きれいで気持いい」と誉めたら、それ以来流しはいつもきれいになってしまいました。
誉め言葉がこんなに効果あるのかと驚いています。人は誰でも命令されてやることは辛く、自分からやろうと思ってやることは楽しいものです。誉められればやる気が起り、やる気の出たことはすぐ喜んで楽しくやれます。
誉め言葉・認める言葉・思いやりの言葉は単に人を喜ばせるだけではありません。人を幸せにします。
自分だけが幸せになろうとして、幸せをかき集めようとすればする程幸せは逃げてゆきます。幸せを人に与えれば与える程自分の所に集まってきます。それは、水をかき集めようとすると水は逃げてゆき、押しやろうとすればする程戻ってくるのと同じです。人に愛を与えれば与える程愛は自分に戻ってきます。人の人間性は向上します。
愛のことばを使いましょう。
<感謝のことばを使いましょう>
感謝をすれば幸せになれます。感謝を忘れては幸せにはなれません。感謝すれば満ち足りた豊かな気持ちになります。感謝すれば安心感を感じ満足感を感じます。感謝すれば喜びを感じ愛情が生まれます。感謝すれば不平・不満はなくなります。
私達は自分の力だけで生きているようについ思い勝ちですが、お互いにつながり合い人に依存しながら、人と助け合いながら生きているのです。神の力、宇宙の力、自然の力によって生かされているのです。
私達は毎日起る様々な事を当たり前のこととして受け止めていますが、私たちのまわりには、感謝しなければならないことで一杯です。「ありがとう」「おかげさまで」という言葉の種は、言おうと思えば数限りなくあります。「ありがとう」「おかげで」と言い続けていると、感謝する習慣が自然についてしまいます。
満ち足り、豊かな気持ちになるだけで幸せです。幸せな気持ちになれば、βエンドルフィンがどんどんできて健康になります。感謝の気持ちで物事を見れば、役立つヒントに気がつきます。自分を助けてくださる人にすぐ気づきます。
時には苦しいこと、困難なこと、悲しいこと、不運なことがやってきます。こんな時でも、神は無限の愛をもって、私をより高い境地に導くために試練を与えて下さっているのだと、神に感謝することが出来れば、悲しみも不平、不満も無くなり、私共の人間性はより向上することが出来ます。災いを福となすことも出来ます。
たとえ嫌なことがあっても、愚痴は言わない、文句は言わないように努めることは大切です。愚痴を言い、文句を言っていいことは一つもありません。愚痴は不幸を呼ぶ魔法のことば、愚痴を言っても損するだけです。
嫌なことが起きた時、感謝する気持ちになれないのが普通ですが、「ありがとう」を口ぐせにしていればつい「ありがとう」ということができます。それだけで怒ったり、どなりつけたりして、自分のツキを逃してより不幸を招くことが防げます。
怒ったり、愚痴・文句を言うと、長年培ってきた幸せ、ツキが無くなってしまいます。どんな時でも感謝すれば不平、不満、愚痴はでてきません。
工学博士である五日市剛氏は、イスラエル旅行で出会ったおばさんから、ツキを呼ぶ魔法の言葉「ありがとう」「感謝します」という言葉を教わり、それを使うようになってから五日市氏の人生はがらりと好転して、事業も人生も幸せ一杯な人生が続いていると言っています。その時のおばさんの話は次のようなものでした。
ツキを呼ぶ魔法の言葉があるのよ。これさえ唱えていれば誰でもツキっ放しになるのよ。「ありがとう」「感謝します」ね。あなたの親が亡くなっても、歯を食いしばって「ありがとう」と言うのよ。「ありがとう」と言うとね、その不幸の鎖が断ち切れちゃうのよ。それだけでなく、逆にいいことが起こっちゃうのよ。と
それ以来、私はひたすら「ありがとう」と「感謝します」を実践しています。その結果自分の人生はガラッと変わってしまいました。
と言っています。
感謝で生きている人は、いつも幸せです。感謝すると幸せがやってきます。
「ありがとう」「おかげさまで」の言葉は、言おうと思えば誰にでも言える言葉です。一銭もかかりません。
感謝の言葉を使いましょう。
<私の使っている言葉>
色々な本を読んでみると、本当の私というのは、今私が生きている私の身体ではなく、霊魂というものであり、肉体は無くなっても、本当の私は決してなくなることないのです。
死というのは勉強に来ている現世を離れて、霊魂の故郷であるあの世に帰るだけのことであり、霊魂の故郷であるあの世では、現世で貴重とされる財産や地位や名誉等は少しも役に立たず、この世で身につけた人間性が大切なものだと言うのです。まだ私には完全にこのことを納得することはできませんが、そうかも知れない位には思われます。
私も熟年期に入り、これからの生き方について考えるとき、愛に生き私の人間性の向上を考えるのも大切だと思うし、折角この世に生まれてきたのだから、健康でいつまでも若々しく、まわりの人から愛され、毎日が楽しく幸せ一杯な日々を送りたいものと思っています。
贅沢な願いですが、宇宙の法則は言っている通りになる。というのだから、私の願いを言葉に出し、その言葉を「口ぐせ」にし、いつでもその言葉が出るようにしようと思っています。
私は私の笑顔を習慣化させるために、私の使うすべての鏡に向う度に「アハハ」と笑い、「いい顔だ」と自分の笑顔を誉めることを続けたら、いつの間にか笑顔が習慣化してしまいました。
使う言葉も習慣化するためにもこの方法がよさそうだと思ったので、鏡に向う度に。
○ 俺は元気だ、まだ若い。
○ 俺は幸せだ、恵まれている。
○ 俺はツイてる、運がいい。
と言うことにしています。
何かをしようとするとき、「やってみなければわからない」「やればできる」と言い続けてきました。これだけで、色々なことに挑戦でき、やりとげることが出来たと思います。
また少し辛くなると「こんなの簡単だ」と言います。そうすると気分が楽になり、仕事を続ける気がでてきます。
身体の調子が悪い時は「こんなのすぐよくなる」と言うことにしています。こんな簡単な言葉でも、この言葉を使うだけでこうも変わるものかと、不思議な言葉の力に驚かされています。
私の人間性が少しでも高まればと思い、人にお会いした時は、その人のいいこと探しをし、誉める言葉を見つけようと努めています。
またできるだけ「ありがとう」「おかげで」と言うようにしています。人に何かをして頂いたら時は勿論ですが、自分に役立つ何かを道具を使った時でも、夜水を飲んだ時にも「ありがとう」「うまい」と言います。これは「水は何でも知っている」という本を読み、水に向って感謝すれば、その水は形のいい六角形の結晶を作り、悪口を言えば形の崩れた結晶になる写真を見てからです。生命のないものでも人の心が反映することに驚き、何にでも感謝することの大切さに気づいたからです。
まだまだいい言葉は沢山あります。言葉は人の想像もつかない力をもっています。
これからもプラスの言葉、愛の言葉、感謝の言葉を使って私の贅沢な願いを実現させてゆこうと思っています。
野上行三 先生 プロフィール
大正8年12月25日生まれ 86歳
昭和15年3月 青山師範卒
昭和15年4月 八王子小学校教師
昭和16年4月 海軍に召集される
昭和17年6月 ミッドウエー海戦で左足負傷
昭和17年 八王子小学校教師になるが片足では体操でき
ず断念
昭和22年3月 東京高等師範卒業
昭和22年4月 龍ケ崎中教諭となる
昭和54年3月 城南中学校校長退官
退官後、中村天風、サイババなどを研究し、前向きな生き方や
笑顔の実践をするかたわら、EMボカシの研究にも取組み、500
坪の畑にはいつも元気な野菜が出来ており、甘くて美味しい無
農薬野菜が豊富に収穫されています。最近は健康創りということ
で「笑顔と言葉の研究」で多くのフアンが集まり、食も健康創りの
基本ということで、新鮮野菜も大好評になっています。
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コメント
お久しぶりです。読みました!すごく長かったですが、「そうだよなぁ…」と思える内容がたくさんありました。さばはこの頃体調があまり優れないのですが、なんともないと思っていれば自然と治るんですね(??)頑張ってそう思うようにします。
投稿者: 保戸野のさば | 2006年06月13日 11:14
こめんとありがとうございます。長文を読んでいただきありがとう。おつかれさまでした。
投稿者: はた | 2006年06月14日 09:57